こんにちは。星です。

2009年10月から、チベット学で国際的にも著名な今枝由郎先生と、アムド・チベット語が専門の若きフィールド言語学者海老原志穂さん、そしてチベット語文語文法に造詣の深い某Mさんとともに、チベット語文語文法記述研究会をはじめました。毎週水曜日の午後に集まって、ひたすら文法記述とその検討、議論を進めて行く予定です。

チベット語の文語をフィールドワーカーの視点で見て、文法記述に取り組んでみようというのがこの研究会の新しいところです。何か面白いことが言えるのではないかという予感がしています。用例を拾うメインのテキストは、美しくて気持ちいいチベット語の宝庫であり、物語の要素がたっぷりつまった「チベット王統記 rgyal rabs gsal ba'i me long」です。

昨日は第二回目を開催。執筆担当を決めました。まずは助詞の記述から進めようということで、私と海老原さんがそれぞれ担当分の原稿を用意することになりました。今後が楽しみです。

昨日議論になった点の一つとして、動詞の分類の話がありました。蔵漢大辞典の動詞分類に用いられているtha dad paと tha mi dad paという分類は、いつ頃から用いられるようになったのだろうか、という疑問が出て、今、それを調べはじめたところです。何かわかったら報告します。

それではまた。この秋から、ときどきこのStarBlogを書くようにしようと思ってますのでどうぞよろしくお願いします。